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芥さんからの頂きもの 森永ありすvs桜庭愛

いただきもの(芥さん
12 /13 2009
芥さんからいただいた小説をアップさせていただきます。
芥さん、どうもありがとうございました。アップするのが遅くなってごめんなさい。

それでは、どうぞ。




リングに立つのは2人の乙女。
ともに長髪、飾った髪飾りのリボン、真紅の水着とピンクの水着。
赤コーナーを背にした森永ありすと青コーナーを後ろにした桜庭愛。
「今日は・・・よろしくお願いします。」
ぺこりと御辞儀をする愛にはにかんだ笑みを浮べるありす。
格闘用のオープンフィンガーグローブが愛の手に触り、開始のゴングとともに2人は弾かれたように拳をぶつけた。
小気味良い肉を打つ打撃。アップサイドスタイルにステップを刻むみくるにどっしりと構えた愛。気合の声とともに繰り出したストレートを身体をそらして避ける。
その避けた先にありすの手の甲がしなり、裏拳。
「あくっ」
ガード越しに響く一撃に愛の身体がふらつく。
畳み掛けるようなありすの攻撃に顔を顰め、バックステップで距離を取ろうとする愛。
「・・・・させないよ!」
ありすが愛を掴まえて、フライングメイヤー。
あぅぅぅん!
涎とともに悲鳴を挙げて、リングに背中から着地。
起き上がろうとする愛にサッカボールキック、身体を咄嗟に丸めて防ぐものの強烈な一撃に防御の体勢のまま吹き飛ばされてしまう。
豊満なバストがぷるぷると揺れる。
女性が嘆息してしまうほどのプロポーョンを誇るチャンピオン。
桜庭愛もまた、いい身体つきだが、森永ありすと比べれば嘆息されてしまうだろう。
スタンダードな愛とブルファイターのありす。
対照的な2人、小柄な愛には分が悪い勝負だ。しかし、油断はしない。
いや、森永ありすの方が若干、焦っていた。
(小柄=弱いわけではないわ。・・・むしろ、愛さんは強い。)
大人と子供は勝負にならない。
それは圧倒的な筋力の差、経験の差がある。
ふらつきながらも立ち上がってきた愛を掴み、ブレーンバスター。
あうっ、悲鳴をあげてのたうつ愛。前髪を掴んで悶絶している桜庭愛を持ち上げ、ボディスラム。リングがたわみ、涎が飛沫となって唇から飛び散る。
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・。
涙目になっている愛、しかし、見下ろすありすには、はっきりとわかる。
(・・・反撃の機会を伺っているんですね?)
スポットライトに照らされて愛の身体が反り返る。
腰を掴んで、一気に叩きつけるパワーボムにマットにめり込む桜庭愛。
はぁ、はぁ。はあ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・。
呼吸が粗い、最初っからトップスピード。
そうじゃなければ、汗で肌がべとつくのも構わずにカウント2で返して来た愛を見る。
こちらも呼吸は粗く、小柄な身体全身で呼吸している。
上下する胸・・・前髪を掻き揚げる仕草、汗を吸ってずぶ濡れの前髪、肌に張り付いた水着が悩めかしい。疲労している、しかし、その表情は苦しいそうではあるが、楽しんでいる。
「・・・楽しそうですね?」
汗だくのびちょびちょになった顔で微笑むありすに愛もつられて微笑む。
「はい、・・・楽しいです。でも、どうしてそんな事を?」
「・・・愛さんがすっごい笑顔だからかな?」
「・・・・・・それは、森永さんもだと思います。」
ラリアートが愛の首にめり込み、半回転してマットに頭から叩き付けられる。
受け身を取っても衝撃は殺せず、ふらつく愛。
ロープに振って、身体ごとのドロップキックに再び、リングにダウンする。
栗色の長髪がマットに散らばり、大の字に倒れこむ愛にありすは膝をガクガクとさせながら覗き込む。そこには震えながら身体を起こし、起き上がろうとする愛の姿。
・・・試合はまだ、終らないんですね?
歓声があがる、熱狂的なコール・・・それはお互いのガッツを讃え、
はぁはぁ・・・っと震えながら汗に張り付いた水着を押し上げる満身創痍の桜庭愛にか傾きつつあった。
「・・・厄介なタイプね?」
薄暗い花道から試合を覗いていた黒城麗奈が桜庭愛を見つめる。
「ほぇ~・・・どうして?」
試合を控えている佐々木愛が麗奈に尋ねる。
「ふん、見てわからないの?・・・お子様ね」
辛辣な言葉に顔を曇らせる。麗奈は吐き捨てるように森永ありすの現状を告げた。
「あの娘、観客の心を魅了しはじめているわ。」
「うん、それはわかるけど・・・」
本当に分っているのかしら?辛辣に一瞥した麗奈は言葉を続ける。
「プロレスはドラマよ。判官びいきって言葉があるように屈しない者を称賛する傾向が日本人にはあるわ。そして、それは、責めているレスラーのメンタルに響いてくる」
「・・・実際に、桜庭愛は強いわ」
「うん、私もそぅ思う。」
へぇ、少しは見る目があるようね。
・・・感心したように佐々木愛を見る黒城麗奈。
「・・・ありすちゃんの攻撃を受けながら、威力を殺しているね」
麗奈は頷きながらも、佐々木愛の洞察力・・・いや、レスラーとしての目に満足する。
「えぇ、そして、ありすのプロレスに合わせている」
「・・・合わせる?」
いぶかしむ佐々木愛。
「そぅ、飲まれている訳じゃなくってね?」
プロレスの試合は二通りに分かれるわ。チャンスを待っての反撃と相手のペースを飲む。
大まかには二つね。一縷の望みをかけた逆転劇を演じられるか?
それとも、相手のプロレスに飲み込まれてしまうか?
「・・・でも、あの子は違うわ」
ありすは焦りを覚えていた。
圧倒的にこちらが有利にすすんでいるのにも関わらず、気が抜けない。
たった一発ですべてがひっくり返ってしまうような緊張感。
試合は佳境に入っている。・・・ワンダーランドに繋げるための布石を打って・・・。
勝利する。頭の中にはその一連の動きがある。それでも、気が休まらない。
まるで、窒息する魚の様に、呼吸を求める。
それは愛にとっても同様だった。
・・・呆然とする。身体の内側は熱く、何度も叩きつけられて節々は悲鳴を挙げる。
それでも立ち上がろうとする心はさらなる苦痛を求めて止まない。
呼吸するのも億劫だと思うほど・・・でも、全身で呼吸すればするほどに、相手を見据えればそこには憧憬にも似た感情がある。
引きずるように走り出した。
長い栗色の長髪が揺れる。一歩を踏みしめて、身体が浮き上がる。
「あぐぁぁ!」
レッグラリアートがみるくのガードした腕ごと蹴り飛ばし、汗がスポットライトに煌く。
・・・堪らない、もんどりうって倒れる森永ありすを一瞥して、掌底が唸り顎を吹き飛ばす。蹈鞴を踏んだ長髪がゆれる。押し込む左手が右頬をえぐり上げ、ぶるぶると震える。
鋭いローキックが膝を打ち、ガクンっと倒れこむみるくにローリングソハットが炸裂した。舞うような髪の動きに涎を噴きながら倒れるみるく。
「・・・ありすちゃん!」
後ろに浮き飛ばされながらロープのたわみに身体を預け、ずり落ちそうになる身体が貼り付けの様に力なくロープによって支えられている。
「・・・限界ね?」
・・・自分と戦ったときよりも疲労は激しいだろう。
豊満なバストを誇る自分、そして、愛やありすの弱点がそこにある。
巨乳。それは鍛えあげれば堅固な鎧に変る。しかし、動きを鈍くさせ、体力を奪う。
仮に30㎏の鎧を着て闘ったとしよう。相手の打撃は効かないものの体力は消耗していく。50分・・・それが鍛えあげられた美しい巨乳レスラーたちの限界でもあった。
「でも、それは、桜庭愛ちゃんだって・・・」
「えぇ、そう。でもね・・・あの子、桜庭愛はまだ、自分の得意とする戦法、サブミッションを出していない。それがどういう事か・・・わかる? 愛」
黒城麗奈は睨みつけた。このマッチメイクを組んだ相手を・・・。
「そうよね?・・・高柳水緒!」

藍色の長髪の生徒会長はほくそ笑んでいた。
解説席に座り、リングを直に見つめながら・・・
(えぇ、そうねぇ、要するに喧嘩を売っているのよ。・・・麗奈。愛。)
さぁ、・・・サマーファイトで繰り広げたあなたの実力を刻み付けなさい!
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・。
「んっ!・・・水緒ちゃん、ちょっと、黙っていてくれないかな?」
「なっ!」
一瞥しつつ、愛はぐったりとしている森永みくるを指差して・・・。
「ありすちゃんと闘っているのは私だよ!それは、私個人の希望、勝手に野望に組み込むのは勝手だけど・・・今は外野なんだから黙っていてくれない?」
腰を落として身構える桜庭愛。
「んっ、ちょっとは休めたかな?・・・チャンピオン」
苦しそうな表情のまま顔をあげるありす。
「んっ、上等だね?じゃ、今度はこっちのターンだよ♪」
アッブサイドスタイルから軽快にステップから一気にトップスピードに乗って、コンドルキック!豊満なありすの乳房をアッパーカットして自慢のバストが両頬をアッパー!顔が上に押し上げられ、棹立ちになるみくるにロープを潜って背後に回りこむと
愛の汗だくの両腿がありすの首に絡みつき、引っかかる。
大きく瞳孔を開き、息苦しさに呆然となるありす。首を締め付ける愛の身体はフックのように後ろに身体を倒し、ギシギシと締め上げる。
「なっ、超人絞首刑ですってぇぇぇ!」
それを見た水緒は立ち上がる。
磔になった体勢で後ろに反らされ、ヒクヒクと悶絶する森永みるく。
「・・・解説の高柳会長?」
「すみません、取り乱してしまいました。・・・・この超人絞首刑という技は、漫画、キン肉マンで主人公のキン肉マンが使用したロープ際の拷問技で。メキシカンストレッチのタランチュラに似ていますが、ロープのたわみを利用した事実上の無尽蔵技といえます。」
ギシギシ・・・ロープの軋む音とともに解放されたありすはそのままぐったりと前のめりに倒れた。そのうつ伏せの涎まみれにヒクヒク痙攣しているありすの背中に愛はロープの反動を利用してのギロチンドロッブ!
ビクンっとありすの失神した身体が大きく跳ねあがる。
両腕を持つ愛。
「んー、このままSTFかな?」
ありすのお尻をペチンッ、ペチンッ・・・と叩きながら、観客にアピールする。
その反応を楽しみながら、悪戯ッ悶絶を考えた。
「んー、関節技で悶絶させるね♪」
器用にありすの股間を開脚させると、足首をヒールホールドに極めて、上体を一気に反らしながら股間に添えたシューズを小刻みに動かした。その振動と、痛みにありすの身体がビクンと大きくシャチホコ張る、
あっ、はぁ、あうっ、はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・!
ビクンッ、ビクンッ・・・!
涎が口元から溢れ、リングに水たまりを作っていた。
拷問ヒールホールド、股間から電撃の様に頭を焼く電気按摩に身体がピクンッピクンッと反応して・・・激痛と快楽に呆然と喘ぎ声をあげて悶絶してしまう。
「・・・ギブアップ?」
レフェリーの言葉すら耳に届かない。
痛みと快楽のアンサンブル。激しいストンピングと締め上げ続けられる足首の痛み、
全身からどっと汗が噴出し、股間はぐしゅぐしゅに湿りだした。
どうしょうもない快楽のなかで・・・ありすの逆転ハートが燃え盛る!
「アッ!」
びくんっと大きく震えた瞬間に巻き込むように体勢が入れ替わっていた。
愛の両脚を掴み、大きく反り返ったありすの身体が愛の後頭部をマットに突き刺していた。そのまま開脚した愛のお尻に両手を着き、逆立ち・・・・!

 ありす「不思議の国へ…ご招待ィィィィィィィ!」

ありすvs愛さん 挿絵


ドゴンッ。リングがはげしく揺れた。
「・・・・これが、ワンダーランドだというの?」
愛の開脚したお尻に着地した森永ありすの全体重を乗せた一撃必殺にビクビクと痙攣している愛。開脚した股間からはうっすらと染みが出来はじめていた。

 勝利のゴングとともに・・・崩れ落ちる森永ありす。
白眼を剥きながら股間をスポットライトに照らしつつ愛はいまだ失神していた。
勝利の余韻さめやらぬ会場。
担架で運ばれた愛を気遣って医務室に向かうありす。
勝者のインタビューもそこそこに部屋にたどり着く。
「あの・・・先生?・・・桜庭さんの容態は?」
「あ、あぁ・・・大丈夫よ。いまはぐっすり眠っているわ」
ベッドですぅすぅと寝息を立てている愛を見つめて森永ありすは安堵の溜息をついた。
「・・・桜庭さん。ありがとうございます。」
「・・・・んっ、愛ちゃんって呼んでくれると・・・・嬉しいんだけどなぁ?」
ありすの呟きに愛は囁く。
「・・・起きていたんですか?」
「うん。しっかし、あの必殺技だっけ・・・すっごい、利いたよ?」
「あの・・・ごめんなさい。」
突然、謝られてきょとんとした表情。
「あー・・・ごめん。んーっと、気にしないで?」
はにかんだ微笑で苦笑しながら愛はありすに笑顔で話しかける。
「また、闘いたいな♪ありすちゃんとは・・・んーっ、今度は佐々木愛ちゃんとも、黒城麗奈ちゃんともね?・・・・どうかな?」

                                         おわり。
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ぴちょん

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