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黒杉さんからのいただきものSS「瞳vs愛」

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03 /02 2011
黒杉さんから年の瀬に頂いていたSSをアップさせていただきます。
掲載が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。




成長した瞳さんのプロフィールから!

蔵本 瞳
身長:160cm
体重64kg
スリーサイズ:112-63-99
自らの長所を伸ばし続けた結果、パワー型ファイターへと進化
昔から多用しているベアハッグやパワーボムが得意技であり、最大の武器
また粘り強い事に定評があり、粘りに粘って最後に逆転…という試合が多く
面白い試合が見る事が出来るから…という理由でファンになる人間もそこそこ
ただし、若い頃から持つメンタル面の弱さは未だに治っておらず、精神的な攻めに対しては脆い一面を持つ
…よってそれを克服するよう薫に注意され、時折入れ知恵をされた結果、稀に思い切ったような行動を取る事もある(胸・尻を使った攻撃やバタフライクラッチなどといった技等)
友人の結との仲は昔と同じく良いのだが、今では彼女の方が自分を好敵手として接する面が多くなり、少々困惑しているという…。






…本日、私はある試合の観戦に来ている。
一方は佐々木愛、のほほんとしてて掴むどころの無い人だけど、チャンピオン経験者という実績は本物。
そしてもう一方が蔵本瞳、子供の頃からの友人で…私のライバルだ。
今回、私がこの試合を観戦している理由は瞳ちゃんの応援…ではなく、数週間後に控えた彼女との試合の為に彼女の状態を把握しておく為だ
では、肝心の試合経過はというと…。

瞳「ん…ぎぅ…」

今は瞳ちゃんの方がスリーパー攻められているけど、先程から攻めては攻められが続いている。
二人共こういうギリギリの状態からの粘りが凄く、二人が試合をすると毎回このような試合展開が開かれる。
…のだが、ここに一つデータがある。
瞳ちゃんと愛ちゃんの、これまでの対戦記録だ。
これまで二人は何度か試合をしているけれど、結果だけを見ると瞳ちゃんの方が大きく負け越しているのだ。
その理由を、このデータを持ち出してきた薫に尋ねると

薫「実力の差…も多少はあるでしょうが、それだけではここまで大きな差は出ない筈です。 恐らく彼女がここまで負け越している理由は、ある技にあるかと…」

その技というのが…。

愛「えぇ~い!」

相手をフルネルソンで極めたまま、振り回すこの技…エンジェルバインドだ。

『うわ、すっご…』

…あまりの迫力に、思わず声を漏らしてしまった。
昔から大きかった瞳ちゃんの胸だけど、あれからまだ成長する要素があったみたいで、今では大きい人ばかり揃うこのリングの中でもとりわけ大きい部類に入るほどだ。
…その大きい胸が愛ちゃんによって上下左右にぶんぶん振り回されている。
過去の試合でもこの技で失神KO…という試合が何度かあり、愛ちゃんといえばバスターだとかボムだとか他の技が有名だけど
少なくとも瞳ちゃんにとっては、これが鬼門のようだ。

瞳「んん~! あぁっ! んぁ…っ! んぎ! はあ、ぁん…っ!」

大きく張りのある自身の胸が瞳ちゃんの顔を打つ度に唾液と汗をまき散らし、自分の胸を汚していく…。
どうやらまだ落ちていないようではあるけど、恐らく衝撃によるダメージは相当なものだろうと想像出来る。
…ここで一度愛ちゃんが技を止め、フルネルソンの形のまま一時休憩を取る。
ここで一気に決めきれないところを見ると愛ちゃんも相当疲労が蓄積しているのだろう。
しかし瞳ちゃんの状態はそれよりも深刻なようで、レフェリーも彼女が気絶していないかどうか確認する程
ただ、ギブアップの質問に対して強く拒んでいるところを見ると、まだまだ心は折れていないようだった。
…一部始終を見た愛ちゃんが、大きく息を吸う。 どうやら息を整え終えたようで、決めに行くようだ。

愛「たああああああぁぁぁぁ!」

大声で気合を入れ、エンジェルバインド再開させる。
疲労の為か先程のような荒々しさは無くなっているが、それでもこの技が瞳ちゃんにとって脅威なのは変わりない。
このまま行けば、瞳ちゃんのKO負けは免れない…と、ここで「どんっ」という鈍い音が2回。
…どうやら愛ちゃんの疲労が限界に達したようで、エンジェルバインドをかけている途中でフルネルソンが外れ、勢い余って転んでしまったらしい。

愛「は……ぁ……」

四つんばいで、ゆっくりとダウンしている瞳ちゃんに近付いていく。 そして瞳ちゃんの上に倒れ込むようにしてフォール…。
ワン、ツー、ス…!
2.9…ここで何と瞳ちゃんがフォールから脱出、対戦相手の愛ちゃんも驚いた表情で口をぱくぱくさせている。
ロープにもたれ掛かりながら、ゆっくりと立ち上がっていく瞳ちゃん。
消えそうな声で、愛ちゃんに一言…。

瞳「やられて、ばかりじゃ……嫌、なんです……」

少し小突いてあげればそのまま倒れてしまいそうな…そんな弱々しい状態
それでも彼女は愛ちゃんだけを見て、彼女に勝とうと一歩、また一歩と近付いていく。
そして、愛ちゃんを立たせ…。

『えっ? あ? あ…?』

…気の抜けた声を出してしまった。
何と、愛ちゃんの必殺技である愛バスターを、瞳ちゃんが愛ちゃんに決めてしまっているのだ。
開場からも、どよめきの声が発せられる。
でもそんな事は華麗にスルーし、愛ちゃんをフォールする瞳ちゃん。
ワン、ルー、スリー! カンカンカンカンカンカンカンカンカンカン!!!
そしてこの瞬間、瞳ちゃんに勝利のゴングが鳴らされた…。
相方さんに肩を貸して貰い、何とか立ち上がる。 いつの間にか、昔からのとろんとした表情に戻っているようだ。

『はっ…!』

…対する私は愛バスターもどきによって呆気にとられてしまい、ようやく正気を取り戻したのであった。
後日に控えた彼女との試合、前々から燃えたぎっていた闘志がさらに大きくなるのを感じた私は、喜びを噛み締める彼女を尻目にリングを後にした…。

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ぴちょん

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