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蔵元瞳 VS 佐々木愛 「決戦」

いただきもの(黒杉さん
12 /26 2013
黒杉さんの「蔵元瞳さん」とうちの「佐々木愛」の試合です。
長く続いた2人の闘いに決着がつこうとしている・・・!というお話。
リレー形式で作成しました。

黒杉さんから頂いたイラストも挿絵としてアップさせていただきました。



蔵元瞳 VS 佐々木愛 「決戦」


決戦 蔵元瞳

決戦 佐々木愛




試合開始から早くも30分が経過している。

お互い玉のような汗を流しながら、向かい合っている。

重心を低く、両手を軽く前に出しすぐに掴みかかれる姿勢をとりながらにらみ合う2人の美女。

蔵元瞳と佐々木愛である。



過去に何度もぶつかり合い、勝ち・負け・引き分けとたくさんの結果を刻んできた両者。

学生時代からプロデビュー後は愛が必殺技の一つである「エンジェルバインド」で瞳を連続で下していた。

しかし、レスラーとして実力が増し、肉体的に脂が乗り始めた頃それは逆転する。

シングルマッチではもちろん、変則的な4つ巴の試合が組まれた時も愛は瞳に負けていた。

必殺のベアハッグで意識を刈り取られてしまい連敗が続いていた。



今日は愛の団体で行われるタイトルがかかった試合である。

愛が負ければベルトが流出し、実力的にも完全な「逆転」であると評価されることは間違いないだろう。

追い詰められた愛。そして追い詰めた瞳。

2人の思惑と、肉体がぶつかりあっている。



がぎん!と柔らかな肉体と肉体がぶつかりあった。

互の片胸が接触し変形する。すれ違いざまのラリアート。同時に互の腕が、互の喉元を打撃する。

「んぐぅおおお?!」「ぬぅああああ!?」

口から唾液をこぼらせながら、派手にダウンする両者。

何度目だろうか。



控えめに彩られた唇から紅が落ち、柔和な桃色が口の端から流れる。

互いに必死に起き上がり、打撃を打っては返され、倒れ、引き起こし打撃を打ち合う。



「ぜぇ・・ぜぇ・・んは・・っ」

「はぁ・・はぁ・・んぁぁ・・」



愛の膝が瞳の腹部を押し上げるようにえぐっていた。

瞳の動きが完全に止まっている。



「はぁ・・・はぁ・・ぜぇ・・・ぜぇ・・・これで、終わりにしよう、瞳ちゃん・・!」



愛がパワーボムの要領で瞳を持ち上げる。

勝負を決めにかかっている愛は、瞳を「愛ボム」で仕留めようとしているのだ。

グンッ!!

瞳の耳を覆いたくなるような悲鳴。そして、それが着地と同時に途切れる。

ズゴォォオオ!!!

愛ボムが決まった。愛の爆乳が瞳の爆尻の上に乗っている。



「レフ・・・リィ・・」



愛がレフリーに合図をする前に、フォールのカウントが開始された。

ワン!!・・・・・・・トゥ!!・・・・・・ッ!!!





レフリーが三度目のカウントを取ろうとした瞬間、愛の身体が跳ね上がる。 ・・・勝負はまだ決まらない。
よろよろと身体を揺らしながら立ち上がる瞳に、愛は既視感を覚える。

瞳「はぁ・・・んはぁ・・・・・・。 まだ、倒れません、よぉ・・・」

何度技を決めても、その度に起き上がる。 過去の敗戦でもずっとそうだった。
自慢のパワーを誇る自分の必殺技を受けても、瞳は立ち上がってくる。 ダメージが入ってない筈はないのに、倒れない。
その驚異的な打たれ強さに、愛は敗北を重ねていた。

愛「でも・・・、今度はぁ・・・!」

足が震えている瞳に向かって猛烈に突っ込んでいく。 鈍足ながら、大きな双丘を揺らしながら迫ってくる愛の迫力に、瞳はつい下がってしまいそうになる。

瞳「・・・っ! 負け、ない!」

顔を引き締め、両腕を開き、向かってくる愛の身体を受け止めようとする。

バアアアァァァァァン!!!

激しい打撃音がリングに響き渡る。
重量級である愛のタックル。それを真正面から受けた瞳は勢いを殺し切る事ができず、ロープと愛の豊満な肉体に挟まれるように押し込まれてしまう。

瞳「んぐぅぅぅっ!!」


強く閉じた口の端から、唾液がつぅーっと流れ出る。 愛の猛烈な突進を受け、追撃にロープとのサンドイッチ。 試合は愛に傾き始めた・・・かに思えた。

瞳「・・・く、ふぅっ・・・はぁぁ・・・でも、・・・・・・捕まえました」

苦悶の後、控えめにドヤ顔。
日常でもあまり見せない表情を浮かべた瞳は、捕らえた愛の身体を思い切りロープへ投げ飛ばす。

愛「ひゃあん! ・・・・・・んああぁぁぁぁ!!」

今度は愛の悲鳴がリングを覆う。
ロープへ投げ飛ばした愛に向かって猛ダッシュした瞳は、自分が受けた攻撃をそのまま返すかのようにボディアタックを繰り出した。
突撃の瞬間、二人の爆乳どうしが重なり合い、大きく互いを変形させる。

愛「・・・ぁ、・・・あ、ぅぅぅ・・・・・・」

全く同じ技ではあるが、その効果は歴然だった。
体勢を整え、受ける衝撃を和らげた瞳に対し、愛はほぼ無防備な状態から。
手応えを感じた瞳が離れると、愛はその場に崩れ落ちた。

愛「ぅ、うぅ・・・・・・。 た、立たな、きゃ・・・・・・はぐううう!?」

うつぶせに倒れた愛の背中に瞳が追撃のヒップドロップを決める。
同じく重量級である瞳の全体重を乗せたヒップに打ち付けられた愛は目を見開いて悲鳴を上げ、大きな胸も一緒につぶされてしまう。
それをもう一撃、もう一撃と与えていく瞳。 黒い長髪と薄緑色のコスチュームを大きく揺らしながら愛の背中を何度か打ち据えた後、彼女をリング中央付近で仰向けに寝かせる。

瞳「ふぅ、ふぅっ・・・。 これで、決めます・・・っ!」

愛「ん・・・・・・ぁ・・・ぁあ・・・・・・?」

ヒップドロップを何度も受け、呼吸がうまく出来ない。 薄く開いている目で、瞳の姿を追う。
・・・ぼやけた視界の先にはコーナーポストへ登っていく瞳の姿があった。




連続ヒップドロップを背中に受け、呼吸が整え切れないまま立ち上がった愛。

次の瞬間跳躍する瞳の姿が大きく大きく愛の涙でかすんだ視界に飛び込んでくる。



その跳躍する柔らかく重みのある肉体を受け止めるしかない。

グボッドォォォ!!肉体どうしがぶつかり合い、爆ぜるかのような衝撃音だ。

愛「ごふぅっ!!!」

瞳「ぎぅっ!!・・・・?」



しかし・・・・



愛「わたしも・・捕まえたよぉ・・!」

瞳「う・・嘘っ?」



愛も笑みを浮かべる。それも先程の瞳を意識してか、それともただ気持ちの高揚で思わず出てしまったのか。

苦しそうな表情の中にドヤ顔が見てとれる。そして・・・・



愛「お返しっ!!」

瞳「んぐぅおおぉっぁ!!」



フロントスープレックスの要領で後方へ投げ飛ばし、瞳をマットに叩き付けた。

全身を強く打ちつけ、マットに突っ伏している瞳。

そして投げることに成功はしたものの、フライングボディの衝撃を全身でもろに受けた愛。ダウンで両者起き上がれない。

無常にもダウンカウントが開始されるが、カウントファイブの時点で愛が起き上がり瞳を起こしにかかる。



愛「はぁ・・・はぁ・・・愛ボムでは、決まらなかったけどぉ・・・これでぇっ!」

瞳「んぐぅ・・受けきって・・・はぁはぁ・・見せますよぉ・・・」



瞳の腹部をフックして持ち上げる。今度は愛ドライバーの体勢だ。

重力に逆らえきれず、重々しくマットのほうへ移動する瞳の双球。ポタポタと流れ落ちる大粒の汗。



瞳「んあああぁぁぁっ!!!!」



ズグゥオオオッ!!!ぐいんっ・・・たゆんっ!



脳天をまさに杭を打つかのように突き立てられた瞳。完璧な形だ。

愛の両腕は瞳の脛をしっかりと掴み、マットへ瞳の頭部をより深く突き立てるかのように下へ下へと押し付けられている。

大また開き。M字開脚状態で観衆にさらされてはいるが、あまりの威力にそれどころではない様子の瞳。



愛ボム、愛ドライバーを続けて味わうことになった瞳。並の選手であればとっくにKOしているが、

粘りの闘いが得意な瞳だ。完璧な手応えはあったが、これでもまだ決定打にはなっていないと愛は感じていた。



愛「まだ・・・倒せない・・・みたい。」



自分もそうだが、瞳のタフネスさには本当に感心せざるを得ない愛。

そうそう簡単には決着はつきそうにも無い。試合前からわかってはいたことだったが。毎回驚かされる。



瞳「はぁっ・・・ああ・・・ぁぁ・・・んぐっ・・これくらいぃ!!」



やはり、起き上がってくる。肉体的にも、精神的にも強い。

愛はその瞳の強さを叩き潰すパワーを持っている。彼女のプライドをバッキリと折るため・・



担ぎ上げた。アルゼンチンバックブリーカーだ。

愛の肩の上で瞳が艶やかな黒髪、柔らかな乳房や腹肉、太もも、お尻。全てを揺らしている。

まるで雨でも降っているかのように汗が飛び散り、マットをも愛のパワーが激しく揺らす。



瞳「あがっ!・・ひぐぅ!・・ンああアあっ!!!」

愛「はぁ!はぁ!まだまだぁ。諦めるまで揺らすよぉぉっ!!」

瞳「んいやぁぁあああ!!」



ぐいんっ!たぷんっ!ぶるるんっ!

上では瞳が、下では担ぎ上げる愛が甘い肉を重々しく揺らし攻防を繰り広げている。



瞳「・・・ぁっ・・あがっ!・・んぁぁ・・・ふぐぅ!・・・!んぁ・・・!」



少しずつだが、抵抗する瞳の力も弱まってきた。

愛はさらにダメ押しに担ぎ上げたまま瞳を持ち直し



・・・再びの愛ボムを決めた。2度目に放った愛ボムは完璧な形だった。

ボム、ドライバー、と愛の名を冠する技を「完璧」に成功させた愛。



フォールはせず、瞳から離れて呼吸を整える。

まだ決まらないのは分かっている。だから、自身の最高の技を決めるしかない。



愛「レフリー、はぁ・・・はぁ・・・お願いしますぅ・・・。」



瞳に対するダウンカウントが開始される。







瞳「ぁ、・・・んぁぁ・・・・・・ま、・・・だぁ・・・・・・」

カウントが数えられる。 アルゼンチンバックブリーカーで散々体力を削られた上、またもや決められてしまった愛の必殺技。
表情から余裕はまるで消え、何度かその場に崩れ落ちそうになりながら立ち上がる。

瞳「うぁ・・・・・・はぐぅっ!!」

瞳にゆっくり近づいた愛は瞳をロープへ降り、ラリアットでなぎ倒す。
とにかく驚異的な粘りを見せる相手、正攻法で倒すには勢いに乗っている内に彼女を消耗させる必要がある。
全ては自分の最高の必殺技で瞳に勝利するために・・・。

瞳「ひ、ぅぅぅ・・・ぁ、んはぁ・・・・・・」

つんと天井を向く二つの双丘は汗で白く光り、荒い呼吸の度に上下する。
何とか反撃の手を探るも、元々鈍重な上、消耗させられた身体では何をするにも愛に行動をつぶさ れてしまう。
・・・だからといって、このまま愛の猛攻を受け続ければ先に倒れるのは自分の方だ。

瞳「なん、とか・・・・・・はぁっ・・・しな、きゃあ・・・」

結局のところ、反撃の手は考え付かなかった。
それでも立ち上がらない事にはなにも始まらない。
ムードは完全に愛のものとなってしまったが、瞳は何度とラリアットでなぎ倒されながらも逆転するチャンスが巡ってくる事を待ち続ける。

瞳「あぐぅ・・・!!」

愛「はぁ、はぁ・・・・・・今度、こそぉ・・・・・・」

倒れた瞳の身体を持ち上げようとする。
・・・が、重々しい瞳の身体はリングに横たわったまま上がらない。
いつもの愛ならば重量級の相手であろうとも平気で持ち上げるのだが、今回は 少し事情が違っていた。

愛「ん・・・、くっ! あ、れぇ・・・・・・?」

瞳がタフネスだという事を重々承知している愛はとにかく攻撃の手を休めずに彼女を攻め立てていた。
30分を越える長丁場の中で、愛のような持久力のない選手が攻勢を続けられるのはわずかな間のみ。
彼女の体力は自らが気づかない内に限界を迎えてしまっていたのだった。



瞳「・・・っ、やぁぁ・・・っ!」

愛「ひゃん!?」



瞳の身体を持ち上げられず素っ頓狂な声を漏らした愛だったが、突然大きな衝撃を受ける。 ダウンしていた瞳が急に自分を押し倒したのだ。

気づいたときには既に瞳は愛の身体の上、寝そべっているだけで押さえつけられている訳ではないが、体力の尽きた今の愛ではこの肉付きの良い身体をはねのける事すら難しい。



瞳「んはぁっ! はぁ、・・・・・・はぁぁ・・・んっ」



愛の体力切れによって攻めの手は緩められたが、持久力に難があるのは瞳も同じ。

持前の力技が使えないのでは逆転は不可能。 ・・・そう思えたが、瞳は何かを狙うように、ゆっくりと愛の上を移動していく。

そしてある程度進んだところで瞳は軽く息を飲み込んだ。



愛「んんんっ!?」




愛のくぐもった悲鳴が小さく聞こえ出す。 瞳が愛の顔を自分の爆乳で抑え込んだのだ。

力技が使えないのであれば、別の技で逆転すればいい。 初めこそ薫の悪知恵で使い始めた技だったが、今では瞳の勝利を支える必殺技の一つに君臨しているブレストスムーザーで愛を攻め立てる。



瞳「はぁっ、ぁ・・・あ、はぁ・・・」



愛「んむぅっ! む、んぐぅぅぅ・・・っ」



愛の悲鳴が少しずつ弱弱しくなっていく。 腕はひくひくと震えはじめ、どんどん体力が削られていっている事がわかる。

対する瞳は攻撃を仕掛けているものの、実際は愛の身体の上に乗っかっているだけあるため、疲労そのものは回復していっている。

攻勢は一転し、またもや愛の手から瞳のものへと移っていった。



愛「ぁ、・・・んぁぁぁ・・・・・・」



胸が蒸され、妙な感覚に耐え切れなくなった瞳がここでようやく愛を解放する。

愛に押し付けていた胸の露出した部分は彼女の唾液と汗で大きく汚れ、ただでさえ目立ってしまうバストがさらに強調されてしまっており、顔が紅潮しているのはそのせいか。

ダウンしたまま全身で呼吸をしている愛に近づき、そして回復できた体力で愛の身体を高々と持ち上げる。



愛「んぎいぃぃぃぃ!!」



ブレストスムーザーと並び、瞳を支える必殺技・・・パワーボムを抵抗も出来ない愛へ決めた。

愛ボムと全く同じ要領で愛のヒップの上に自分のバストを乗せる形に。

リングに轟音が響き渡り、そしてレフェリーがカウントを始めた。




瞳「レフリィ・・フォールぅ・・・!」



レフリー「ワンッ!!・・・・・・ツー!!・・・・・・っ!!」



愛「んぐぅあああぁぁっ!!」



かろうじて、体を捻り肩を上げた愛。

カウントは2.8である。まだ仕留めることはできない・・!



瞳も「ブレストスムーザー」からの「パワーボム」という必殺の技を惜しみなく繰り出している。

そうでもしなければ勝てない相手であることは十分すぎるほど理解していた。

その時に倒しきらなければ、勝つことは出来ないのだ。いつ逆転されるか全く予想がつかない相手と闘っている。



瞳の繰り出したパワーボムも、愛の多用する「愛ボム」と似た形になっている。

これは、2人にとっての「決戦」であるこの試合を象徴しているかのようである。



ぐったりとダウンをしている愛。そして、やっと起き上がり愛の顎へエルボーを繰り出した瞳。

愛の顎をかち上げたその一撃で、唾液の飛沫が飛び散り両者、そしてマットを濡らす。

瞳「はぁ・・・はぁ・・・・そぉれぇぇっ!!」

愛「んぐんはぁぁぁっ!!」


フラフラと視線が泳ぐ。焦点が合わずやっと立っている状態の愛にもう一撃。

今度は愛の頭部を右手で押さえつけ、左の肘で愛の側頭部を一撃!さらに一撃!

ガクッ!ガクンッ!「あっ・・!んぁ!」と小さい悲鳴がもれる。



そして、打撃によりグロッキーな愛のことを掴むと、愛をロープへ振った。

ふらふらながらもロープワークをこなし戻ってきた愛を蹴りで迎え撃つ。

はずだったが、フラフラな愛が豊満なボディをぶつけてきた。肉弾ボディアタック。



この反撃を予想することができなかった瞳は愛の肉体にぶつかり、悲鳴を上げながらダウンしてしまう。

まるで車に轢かれたかのように突き飛ばされ、体をマットに強く打ち付けた。

しかし、この程度ではまだ流れは瞳に味方をしている。



愛に打撃技を入れようと立ち上がろうとした瞬間、

愛の鈍重ながら飛び込むかのようなフライングニーキックが瞳の頭部を捉えていた。

瞳「んぐぅああっ?!!」



やっと膝蹴りを決めて瞳を「おとなしく」させた愛と、予想外の威力でわけもわからず崩れ落ちた瞳。

愛「はぁ・・・はぁ・・・わたしだって、キックできるんだからぁ。」



あまり蹴りのイメージがない愛だが、威力は抜群であった。

愛の目の前で立ち上がろうとする瞳を、両手を組んで作ったハンマーで叩き落とす!

そして後頭部に打ち込む。



瞳「んぁぁぁぁ・・・・っ!!」がくんっ



まるで土下座をするような格好でダウンする瞳。これはひとたまりもない。

攻めてる愛もさすがに苦しそうで、すぐには別の行動に移れないようだが・・・ゆっくり、ゆっくりと

決着に確実に近づいていることを予感させる。



試合時間は50分近く経っていた。



愛は自身の瞳の頭を掴んで立たせると、瞳をコーナーポストにもたれ掛からせた。

瞳「んっ・・・ひくっ・・・だめぇ・・させな・・・い」

愛「いくよぉ・・・!」



愛の猛牛ホルスタインラリアートが、瞳を襲う。

コーナーポストを背に向けているために、逃げ場がなくこれ以上ないほどにラリアートを味わうことに。

あまりの威力に、瞳の意識が、飛んだ。途切れた。



それだけではなかった。瞳がコーナーポストと愛の猛牛ホルスタインラリアートを受けた瞬間、

瞳の膝が愛の腹部に深々と突き刺さっていた。

先ほどの、愛のニーキックを受けた瞳・・・ではないが、愛にも予想外の反撃。

自身の勢いをつけた攻撃によってこれほどまでのダメージを負うことになるとは

傷ついた愛の意識を奪う。



そう。両者、気を失ったのだ。

見方によっては、抱き合っているかのような状態。

瞳の膝が愛の腹部に突き刺さり、愛の腕が瞳の喉元を打ち付けロープダウンだ。

そして、数秒後・・・・ずるずると両者の体勢が傾き始め・・・

隣り合うようにダウン。べっちゃりと全身に水気を含ませた美熟女が崩れ落ちた。



愛「・・・・ぁ・・・・・」

瞳「・・・・・・・ぅん・・」



艶かしく、全身で呼吸をしながらダウンカウントを聞かされることになった愛と瞳。

両者、軽い失神だったようで、目を覚まし再び闘うべく立ち上がる。

自力では立ち上がれず、ロープにもたれながらやっと起き上がった。

お互い、お尻を振りながら、胸をロープに引っ掛けながら・・・やっと起き上がったのであった。



愛「はぁっ・・・はぁっ・・・瞳ちゃんん!!」

瞳「はぁっ・・・はぁぁっ!・・愛さぁんっ!」

友人だが、今は敵。倒すべき相手。

殺意ではないが、相手を組み伏せたい。這い蹲らせたい。自分の方が強いことを証明したい。そんな感情を持っている。

互いに「負けん気」をこれでもかと見せつけながらの闘いだ。



ぐぎぃぃ!ぎりぎりっ・・・!

愛「ご・・めん・・・これでぇ・・・はぁっ・・はあぁぁ・・・もう眠って・・・・!」

瞳「んあぁぁぁっ・・・・これっ・・・これはぁぁっ!!・・・・」


エンジェルバインドの体勢だ。

愛が一瞬早く瞳に組み付き、フルネルソンを完成させてしまったのだ。

この技は、愛の技の中でも瞳の最も受けてはならない必殺技である。



ぶん・・・・・ぶんっ・・・・・ぶんっ・・・・・!!!!!

瞳「いやぁ・・・うぐぅぅぅぅああああっ!!!!・・・うはっ!!んおぁ!!?」


愛が残り体力を振り絞り、瞳を振り回す。

ぐいっ!ぐいっ!ぐいっ!瞳も振り回されまいと抵抗するのだが、ここまで完全に極まっていては、

傷つき、残り体力が少ない彼女にはどうしようもない・・。


愛が力任せに振り回す度に、瞳の両肩が極り、首元も圧迫される。

さらに重い重い瞳自身の胸が顔面にぶつかり脳を揺らす。

乳房が暴れることで体力はみるみる削られていく。



瞳「んぁぁ!いやぁん・・・はぁぁんっ!んはぁぁぁああ!!」ばうんっ!ばいんっ!

愛「んはぁっ・・・はぁぁっ!ギブアップしなくて・・・いいから!・・・眠ってぇぇぇっ!!!」

瞳「ぜ・・・ったぁ・・・嫌だぁぁっ!!んおぉぉぉおお!!あああんぁぁっ!!!」



愛の両腕のグリップ力ももう、限界に近い。もうこれ以上この技を維持するのは・・・

しかし、今放して仕留めそこねたら・・・・。



愛「絶対にぃぃ・・・絶対にぃ・・負けられないのぉぉぉっ!!!はぁっ・・・はぁっ・・・・ぁぁ・・・・ぁ・・・・勝つ・・・のぉ・・・・」

瞳「ま・・・負け・・たくな・・・・ぁ・・・・・んん・・・・・・・・・・・・」



瞳の体からぷつんと力が抜けた。彼女の口からはだらだらと粘性の高い唾液が垂れており、胸を汚していた。

テラテラと証明を浴びて輝いている。

KOしたのか・・?レフリーが確かめようと瞳の様子を覗き込んだ時、がくんっ!愛が両膝をつき、瞳を開放した。



べちゃっ!!



愛「は・・ぁっ・・・・はぁっ・・・・・」



うつ伏せに倒れた瞳を、仰向けに転がすと。

覆いかぶさる愛。



瞳の涎と汗で、自身の汗や涎も混じった爆乳に顔を埋め

レフリーのカウントを聞いている愛。これで・・・終わってほしい。勝ちたい。



しかし・・・・




ここでも試合の終わりを告げるゴングは鳴り響かない。仰向けで倒れている瞳は全身をひくひく痙攣させながらも、わずかに肩を上げていた。

瞳「・・・っ、・・・ん、ぁぁ・・・ぅ・・・」

まともに言葉を発することも出来なくなっている瞳の状態がエンジェルバインドの威力を物語っている。

愛「・・・んはぁぁ・・・・・・ま、だ・・・・・・ダメ、なのぉ・・・?」

仕留めそこなえば、また自分は窮地に立たされる。 だからこそ彼女は残り少ない体力を全て活用してでも技を続けた。
・・・それでも倒しきれなかった。 瞳に対しての奥の手とも言っていい技を耐えきられてしまった。

愛(・・・・・・ううん。 弱気になっちゃ・・・ダメ)

過去に連敗を喫した場面を思い出す。 ・・・が、愛は目を強く瞑って邪念を振り切る。
もう立つだけでも苦しくなってきているが、エンジェルバインドで拷問のような攻めにあっている瞳に比べればまだ優位だ。

愛「ま、・・・だぁ・・・・・・!」

仰向けのまま立ち上がらない瞳を膝立ちにさせ、首に腕を巻き付ける。

瞳「ぁっ・・・。 ぅ、・・・やぁぁぁぁ・・・・・・っ」

薄く開かれた目から涙がこぼれ始める。 エンジェルバインドとはまた違う拷問のような攻めに、瞳はただか細い悲鳴を漏らすだけ。
ガクンッと大きく痙攣を起こし、強張っている身体から力がどんどん抜けていっている。
どこへ伸ばしているかもわからない腕が垂れ下がるのも時間の問題か…。

そう思われた瞬間、空をさまよっていた腕が自分を苦しめている愛の腕へと向かう。

愛「…ぁ!? そん、なぁ……っ」

愛が目を白黒させながら驚愕する。 自分の腕を掴む手には、しっかりと力が込もっていた。

瞳「……ぃ…! っう……ぅ……!」

相も変わらないぐちゃぐちゃな表情で小さく口を動かす。
吐き出されるのは言葉ではないただの喘ぎ声と唾液のみで、何を言っているのかは理解できなかった。
が、そんな中でも愛は一つだけ理解した。
…瞳はまだ逆転を狙っている!

愛「んん…っ!? ひ、……ぁ…!」

愛の悲鳴が聞こえ始める。
観客達は何が起きているのか全く把握できていない。
…会場内は呆気に取られ、そして今度はどよめいた。
瞳が愛の腕を掴んだまま立ち上がったのだ。
よく見ると愛のふとましい腕は瞳の両手に握り込まれてしまっている。
スリーパーを決めていた愛が急に苦しめ始めたのはこの為だったようだ。

瞳「っ……! はぁ……っ! ん、はあぁ……!」

ようやく愛の攻撃から逃れた瞳は身体中で呼吸をする。
濁りきった瞳を愛に向け、口の中から溢れ出す唾液を飲み込んだ。

愛「やあぁぁぁ!?」

愛がコーナーポストへ投げ飛ばされる。
ポストで背中を強打してしまい、思わず怯んでしまった。
…そんな無防備な愛に、凄まじい勢いで瞳の肉体が突っ込んでくる!

愛「んおおぉぉぉぉお!!」

愛の身体が瞳に押し潰される。 中盤で使用したボディアタックだが、それと違うのは瞳のバストが愛の顔面を捉えている点。
重量、大きさともにヘビィ級の胸に弾かれた愛は目の黒い部分をぐるんと裏返してしまう。
がくがくと足両足を震わせ、身体を預けるように瞳へ倒れ込む。

愛「んぎィっ!? ぃっ…、あひいいぃぃぃぃいっ!!」

そんな愛を待ち受けていたのは瞳の熱すぎる抱擁だった。
あまりの激痛に閉じかけていた愛の両目が見開かれる。
瞳自身の状態もあって愛は10秒もかからない内に解放されたものの、もう立つことすら出来なくなってしまったのか 、座り込んでうなだれたまま動かない。

瞳「……き、ま……ってぇ……っ」

絞り出したような声。
ある種の懇願のようにも聞こえる言葉を呟きながら愛を持ち上げる。
どこに彼女を持ち上げるだけの力が残っているかも分からない。
意識も朦朧としている中で、瞳はもう一度パワーボムを決めた。

愛「…………ん゛ええぇえっ!!!」

愛の切迫した悲痛が響いた。
あまりの威力にリング全体が揺れ動いた。
大股開きのまま倒れている愛はぴくりとも動かない。
そして同じように、瞳もその状態のまま動けずにいた……。




リング中央で天を仰ぎ大の字でダウンする愛。

まさに瀕死の状態だ。

荒く全身で行われる呼吸によってそのまろやかな丸みを帯びた双球が激しく上下している。



一方の瞳は、猛攻ラッシュにより愛からリードを奪い、KO勝ちに限りなく近づいているものの

全く動けず、まだ意識を失わないでいる愛にフォールをすることもできない。



因縁のKカップ爆乳対決は、まだ終わらない。



瞳「はぁっ・・・ぁぁ・・・くはぁ。愛・・・・さ・・・ん」

愛「はっ・・・・はっ・・・・はっ・・・・!んぐぅぉ・・・」



瞳が体をやっと持ち上げて、愛をフォールしようと動き出した時、

愛も意識を回復させたのか弱々しく立ち上がろうと動き始めた。



パワーボムの後、すぐにフォールできれば・・・。

悔しいが、仕留め損ねた。

瞳は、リードしているのは自分であると自覚はしているものの少しの「焦り」が心の奥で小さく声を上げてしまっていた。



瞳「はぁ・・はぁ・・・もう一回・・・!次で決める!!」

愛「・・んぐぅおお?!」



愛を「熱い抱擁」と呼ばれる超強力ベアハッグで無理やり起こす。

立ち上がりきらない愛をベアハッグで捉えた。



決戦 愛VS瞳 ベアハッグ




ぐっと力を込めようとするが、先ほどのエンジェルバインドがじわじわと効いてきたのか。

腕に力が思うように入らない。愛の口から吹き出す涎や表情から効いていることは間違いない。

しかし、これではまだ決定打にならない・・・?!



愛「あ・・・ああっ・・・・瞳・・・ちゃん・・・放して・・!」



ばうううんっ!!愛の爆乳が瞳の顔を打つ。愛の肘打ちと同時に瞳の顔面に愛の爆乳が打撃としてヒットしていた。

たまらずベアハッグを解かざるを得なくなってしまった瞳。両腕がだらんと下がる。

まさか、反撃を許してしまうとは・・・。



愛は正面から組み付くと、フロントスープレックスで瞳を投げた。

ズバアアアン!!激しい揺れが両者の肉体とマットで起こる。



瞳「んはぁぁぁっ!!!」

愛「ま・・・だ・・・・まだぁぁぁ!!!」



愛は間髪いれずに瞳の背後を取る!

そして、瞳の乳房を鷲掴みにすると・・・・おっぱいスープレックス!!ばうううううんっ!!!

受身を取りにくい体勢で叩きつけられる。



瞳「いやぁ・・・ぁぁぁんっ!!!んはぁぁぁっ!!!!」

愛「はぁ・・・はぁ・・・まだよぉ!!」



愛は瞳の胸をホールドしたまま放さない。

再度、おっぱいスープレックス!!ばうううんっ!!ばうんんん!!!



瞳「ううぁんあああああぁぁぁっ!!!!」



瞳の目からは光は消え失せ、愛の為すがままされるがまま、投げ続けられている。

今もなお、愛の両腕は瞳の胸を、放さない。



愛「瞳ちゃんが・・・倒れるまで、は・・・なさなっ・・・んんん?!」



瞳の弱々しく伸びた腕が愛の後頭部を掴んでいた。

そして、ホールドしたまま尻餅をつく瞳。愛の顎を肩で砕く。スタナーが決まった。

切羽詰った悲鳴を・・・・悲鳴と言っていいものなのか叫び声が上がる。



愛「がぐぅぅぅっ?!んひぃああああぁぁぁぁぁ!!!!」



瞳「私・・・だって・・・・・愛さんが・・・・倒れるまで・・・ぇぇぇ!!」



愛の爆乳を、瞳が鷲掴みにする。

コスチュームに腕を潜らせ、生でホールドしている。

おっぱいスープレックス。ブンッ!!ばゆううううんんんんんっ!!!!!



愛「んぐほぉぉぉぉあああああああ!!!!!!!」

瞳「ま・・・・だぁ・・・・・もう、もう・・・・二度と・・・」



瞳のホールドは外れない!

両者、汗を滝のようにまき散らしながら悲鳴を上げ、相手を痛めつけ、熟れた肉体を躍動させている。

瞳の生ホールドおっぱいスープレックス!!



瞳「か・・・勝てるだなんて・・・・思わせないんだからぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

愛「んぐううおおおおぉぉぉぉぉおおおおおおっっ!!!??!!!」



グウウウオオオオオオオオンッ!!!!!!!



愛「・・・・・・・・・・が・・・・・・・・・はっ・・・・・・・・・・・・!」



瞳「・・・・・・んん・・・・・」



勢い、愛の胸の感触、愛の後頭部に伝わらせた衝撃。

すべてが、完璧だった。

瞳の逆転のおっぱいスープレックスが決まった。



ワンッ・・・・・・・・!!!!



ツゥゥ・・・・・・・・・・!!!



・・・ス



愛「んあぁぁぁっ!・・・・・・いやぁ・・・・ああ・・・・・ぁぁぁ・・・・・・」



瞳のブリッジが崩れた。

カウントは、2,9!また、仕留め損ねた。

腕の力がもう、入らない。



瞳「あああ・・・・そんなぁ・・・そんな・・・・・」

愛「は・・・・・・ん・・・・・・んんぁ・・嫌ァ・・勝つのぉ・・・ぉ・・・・」



瞳は、ホールドさえ外れなければ、倒せたはずだった事に対する後悔。

何度倒しても倒しても動こうとする愛に対する恐怖、ライバルとして尊敬の念、

闘いをこれ以上続けたらどうなるか・・・不安、終わって欲しくない。勝ちたいという希望。

愛に対する友情。ファンに対する感謝・・・・。



たくさんの感情が入り混じっていた。

整理がつかないが、リングの上では、相手をこのライバルを倒さなければ。



瞳は愛を起こしにかかる。

柔らかな肌が、触れ合う。色白でもっちりとした肉体は汗でてかてかと。唾液によってにゅるりと輝いている。



瞳「はぁ・・・・はぁ・・・・愛さ・・・・ん・・・「勝つ」という・・お願いはぁ・・・はぁ・・・・はぁ・・・・絶対に聞けない・・・・お願いです・・・・。」

愛「んはぁ・・・・嫌ぁ・・・・・・」



瞳「ごめんなさい。・・・・・・愛さ・・・・・ん。」



瞳の最後のラッシュが、

愛を倒すための攻めが始まろうとしていた。





おっぱいスープレックスを受けた事によってまるで動けなくなった愛を無理矢理立たせ、コーナーポストへ寄りかからせる。

愛「はぁぁ・・・・・・っ・・・、ぃやぁ・・・」

瞳「・・・ひ、ぁぅ・・・・・・んはぁぁぁ・・・っ・・・」

数分前から既に意識が朦朧としている二人は目から光が消え、いつ倒れてもおかしくない状態。
彼女たちの長い髪やコスチュームは汗や唾液が沁み付き、身体に張り付いてしまっている。

端から見ている人間でもすぐわかる程に消耗している彼女達の動きは鈍い。
だが、そんな鈍い動きからでも薄緑色のコスチュームは激しく揺れ動いていた。

愛「くはぁぁぁんん!! ンぐぉぉぉおお!?」

瞳の豊満すぎる双球が愛の顔面を大きく弾く。
コーナーで逃げ場のない愛は瞳のバストによる打撃から逃れる事ができず、唾液と悲鳴を彼女へ浴びせ続ける。
両腕はだらんと垂れ下がり、瞳のバストがに打たれる度に全身をびくんと跳ね上げる。
愛の熟れた肉体は脱力し、ポストに背を預ける事で何とかダウンを免れている状態だった。

瞳「あはぁぁぁあっ! んやぁぁぁっ!!」

攻めている瞳も、試合序盤で発揮されていた躍動感は失われている。
愛の状態を省みず、倒れこむように愛の顔面へバストを押し当て続ける彼女にも余力はない。

瞳(早く・・・・・・倒れ、てぇ・・・!!)

自分の持つ必殺技ともいえる技を全て受け切られ、瞳は焦燥してしまっていた。
愛というレスラーがこういうレスラーだという事は以前の試合からよく理解していたが、それでも焦らずにはいられなかった。

絶対に勝つという執念。
今の愛には、それを感じる。 これを強く持つ相手はそう簡単には倒れてくれない。
何度倒れようとも、ほとんど無意識であろうとも、起き上がってくる・・・。 そんな執念の力を、瞳はよく理解していたからだった。

瞳(・・・結ちゃんも、私と戦ってるとき・・・・・・こんな気持ちだったのかな)

目の前がぼやけ、頭の中もぐちゃぐちゃの筈なのだが、瞳は以前勝利した親友の事を思っていた。
あの時の自分も、今の愛と同じだった。 何度倒されようとも立ち上がり、最終的には無意識の中、相手をKOした試合。

瞳「・・・勝つのは・・・っ、私、なんだからぁ・・・!」

勝利したい・・・たとえパワーで彼女に劣っていたとしても、その心の強さだけは負けるわけにはいかなかった。
声を出すのも辛いはずなのに、自然と口から言葉がつづられる。
バストパンチを受け続け、コーナーで目をうつろにしている愛をリング中央へ転がした瞳はロープを支えにしながら大きく息をつく。
前屈みとなり、その状態のまま体力回復に努める瞳の胸は強く強調される。
エンジェルバインドやバストパンチで散々揺れ動いたKカップの爆乳。
それを僅かに覆う薄緑のコスチュームは激しい試合の末に身体に張り付き、彼女の全身を浮き彫りにしてしまっていた。

愛の体力が戻ることを嫌ってか、瞳はすぐに攻撃に戻る。
脱力している愛の足元へ移動しその重たい身体をゆっくりと持ち上げる。

瞳「は、あぁぅぅ・・・・・・っ、決めて・・・みせるんだからぁ!」

愛「あぁぁっ!!」

得意のパワーボム……だが、やはり瞳の疲労の色は濃い。
決して威力が低い訳ではないが、今の愛を下すにはまだ至らない。

瞳「はあぁぁんんっ! 何度、だってぇっ!!」

愛「んやあぁぁあんっ!」

それは他でもない瞳自身がよく分かっていた。
だからこそ彼女は、間髪入れずにさらにパワーボムを決めていく。
腕や足が痺れ、整った顔に苦悶が浮かぶがそれでも愛をマットへ叩き付ける。

愛「んぐあぁぁぁっ! はぁああんんん・・・っ! ン゛へぇっ!! ・・・ぃっ!! ・・・・・・っ!!!」

叩き付けられる度に愛の悲鳴が短く、危機的なものへと変わっていき、最終的には悲鳴すらもかすれてしまっていた。

瞳「・・・っ、・・・・・・はあっ! んはぁぁぁっ!!」

愛の様子に気付いた瞳がようやく猛攻を終える。
舌を口からはみ出させ、瞳を裏返してしまっている彼女は身体中を痙攣させている。

瞳「これでぇ・・・決め、ますっ!!」

疲労が濃く混ざった声で言い放つ。 愛の身体がゆっくりと浮き上がり、そして静止した。

瞳「うっ・・・・・・、んくッ!」

愛の全てを叩き伏せる為、瞳はまるで自由の利かない身体に力を込める。
決着をつけるに相応しい彼女の最高のパワーボムが決まろうとしている・・・その時だった。

瞳「んぁっ! い、うぅ・・・!」

愛「うぁ! あぁっ!!」

力の抜けていた愛の腕がわずかに上がり、瞳の頭部を殴り始めた。
パワーボムを決められてしまえばどうなるか、想像するのは容易である。
この状況を打破する為、とにかく愛はがむしゃらに瞳へ精一杯の抵抗を試みたのだった。
ただの手打ち。 腕のみの力で、まるで威力を感じられない殴打であったが、今の瞳にはそれだけで十分だった。

瞳「あっ! ンっ、やぁぁ!?」

悲鳴と一緒にマットが揺れた。
元より立つことすらままならない瞳が重たい愛を抱きかかえているこの状態。
少しでもバランスが乱れてしまえば、彼女が崩れてしまう事は当たり前の事であった。

瞳「あ、ぅうう……っ」

必死に立ち上がろうとするものの、今の彼女に愛を押し退けて立ち上がる程の力はない。
それでも瞳はしぶとく、這うように愛の下から抜け出そうとする。

瞳(早くしないと…! でないと、でないと……っ!)

瞳「いやぁぁっ!!」

不意に瞳の悲鳴が漏れだした。
その悲鳴は、突然襲いかかる浮遊感への驚き。 そして自分がどのような状況に陥っているか理解した事への恐怖によるものだった。

彼女のどこにそんな力が残っているのかは誰にも分からない。
しかし、この説明しようがないしぶとさこそ、佐々木愛というレスラーの本領であった。

愛「うあああぁぁァァァッッ!!!」

愛の代名詞とも言える必殺技、「愛バスター」がこの局面でついに炸裂した。




愛の最も破壊力のある必殺技。

「愛バスター」によりマットが壊れてしまうのではないかという程に揺れる。

同時に、すべての衝撃を首と股関節に受け瞳の意識が途切れた。

声すら出せず、愛の肩の上でひくん、ひくん。とひくついているだけだ。



瞳「・・・・・・・・・・・」



あまりの消耗のため、すぐに瞳を放すことができなかった愛。

やっと、脱力をしきった瞳をマットへ転がすと彼女に覆いかぶさる・・・と言うよりは

倒れこむような形で瞳の乳房に顔を乗せた愛。



あまりの壮絶な試合に我を忘れてしまっていたレフリーが慌ててカウントを開始する。

ワン!!!・・・・・・ツゥ!!!・・・・・・・



瞳「んぐ・・・・・ぅおおおおおおおおお!!!!!」

愛「んあぁぁあ?!・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・・はぁ・・・ああ・・・・。」



瞳が、最後の力を振り絞り、フォールを返した!

これには会場も爆発的な盛り上がりをみせる。

ここまで攻めて・攻められて・受けて受けて受けて・・・・そして、相手最大の必殺技を受けきったのだ。



もう本能で動いているのではないか?

思考をすることが出来ているのかどうか?・・・あやしい様子ではあるが、この逆転は瞳にとって大きな高揚をもたらした。

一方の愛はこの世の終わり。自身の最高の技。しかも、完璧な形で決めたというのに返されたのだ。



目の前が真っ暗になっていく。

この試合、愛は完全に「負け」ている。



愛「そ・・・・んなぁ・・・・嘘よぉ・・・・・」

瞳「はぁ・・・・あぁぁぁ・・・・捕まえ・・・・ました!!」



瞳は精神的に動揺し、肉体的にも限界を超えた愛に抱きついた。

彼女のパワーボムに並ぶ代表技であるベアハッグ。「熱い抱擁」。

先程も見せたが、今度は両者膝をついた状態で完成している。



両者の高くなりすぎている体温、体同士が擦れる摩擦熱。交じり合う汗と唾液。

すべてが攻撃力となって、戦意を失いかけている愛を責める。



瞳「・・・はぁ・・・はぁ・・・・私の、私のぉぉぉぉ・・・・・」

愛「いやぁ・・・は・・・・なしてぇぇ・・・・お・・・ねが・・・・ぁぁぁんんんん!!!!!!!!」



放して欲しいと懇願する愛だが。それは叶えられない願いである。

瞳はライバルである、狩るべき獲物である愛を仕留めることに必死だ。

必死に揺さぶり、肉厚なボディをこすりつけ合う。



瞳「勝ちですよぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!!!!!!!」

愛「んぐぅおおおおおおおぁぁぁあああ!!!!!!」



愛の身体が激しく反り返る。

両腕はだらりと垂れ下がり、口の両端から唾液がどろどろと溢れ出し、彼女自身の肉体を艶かしく輝かせている。

しかし、まだ意識は失っていないようだ。

失うことができれば、楽だろうに・・・・。



瞳「はぁ・・・・はぁ・・・・まだ、諦め・・・ないんです・・・ね・・・・はぁ・・はぁ・・・・」

愛「がっ・・・・は・・・・うぐぅぅん・・・・はぁ・・・・・」



力を込めると、緩慢ながらも反応が返ってくる。

まだ仕留めきれていない・・・!



瞳(愛さん、まだ・・・諦めていないの・・・?もうこれ以上は無理なはず。・・・・お願いです。認めてください。あなたの・・・)

愛(いやぁ・・・あだ、負けて・・・・・いない。諦めたくない・・・・認めたくないのよぉ・・・・・・)



瞳「愛さん、んは・・・ぁ・・・・あなたの、負けです。」

愛「くぅ・・・・ぐうううううぁぁあああ・・・・・・!!あああ・・・・・!」



べしゃああああああ!!!!!

瞳が愛を解放した。両腕がしびれてもう力を込めることができない。

ただ、抱きつくこともままならない。思った以上に熱い抱擁は自身の体力も消費していたのだった。

それほど長く、技を続けていたということだろう。



このまま放っておけばKO勝ちは間違いないだろう。

しかし、瞳は完全決着で愛を倒したかったのだ。愛も、そう望んでいる。



瞳「・・くぅ・・・これで・・・・終わりにしまよう・・・・はぁ・・・はぁ・・・・愛さ・・・・ん」

愛「・・・・ぁ・・・・ああ・・」



瞳が最後のベアハッグ「熱すぎる抱擁」を仕掛けた瞬間、愛の身体が跳ね上がり、

乳房が瞳の顎を打ち上げた。ばゆううん!!

脳を揺さぶったそのたわわに奇跡的な一撃は、瞳の動きを完全に止め、立つことの自由を奪った。



瞳「・・・ぐほぉぉおお・・・?!」



どしゃああああああああ!!!!!!大の字に瞳がダウンする。

愛は、ゆっくりとだが瞳の首、そして股に両足を通し、両腕を捻り上げる姿勢。

滅多に出すことのない奥の手「愛ストレッチ」を作り上げていた。



愛「・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・瞳ちゃ・・・・・ん・・・・すごく、すごく・・・強かった・・・・はぁ・・・はぁ・・・・」

瞳「ぐほ・・・・げほっ・・・・愛さ・・・・ん・・・・・・・・」





愛「わたし・・・・負けない・・・・はぁ・・・はぁ・・・追い越されたくない・・・んぐ・・・・・」

瞳「ああ・・・負けない・・・・耐え切ってみせる・・・・私の勝ちです・・・私のほうが・・・強いのぉぉ・・」





愛が最後の力を振り絞り、愛ストレッチで瞳を絞り上げる。

これ以上ない。フルパワーで、瞳を倒しにかかる。これで決まらなければ、もう愛の負けだ。

両腕が極まっておりタップはできない。ここまで激しい意地のぶつかり合い。

「ギブアップ」は死んでも両者しないのではないか・・・?



愛「はぁっ・・・はぁっ・・・・・・勝つのは・・・勝つのはわたしなのぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

瞳「んぐぅぅぅぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっ!!!!!!!!!」



・・・・・・・・・!!!!



・・・・・・・・・!!!!



瞳「・・・・がはっ・・・・・ま・・・・・参り・・・ま・・・・・したっ・・・・・・ギブ・・・・・・アップぅぅ・・・・・・・・・」

愛「あ・・・・・・・・ぁぁ・・・・・・・・・・・・ぁ・・・・・・・・・・・・」





瞳のギブアップと共にゴングが乱打される。精神的に一度敗北した愛が、肉体的に瞳から辛くも勝利した。

カンカンカンカンカンカン!!!!!!

勝利者の愛は、愛ストレッチで力を使い果たし、失神KO。



試合には勝利したものの、

愛と瞳の意地の勝負では・・・・引き分けに近い試合であった。





○佐々木愛(77分40秒 愛ストレッチ→ギブアップ )蔵元瞳●





おわり
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ぴちょん

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